エントリーシート †
志望動機は何を書けばよいのか †
- 理想は大学での研究内容が業務につながっていて専門レベルでの業務詳細をイメージできていること。その項目の成績が良好でないと説得力がないが、これをアピールできたなら企業側から見れば満点に近い、まず話をきくべき優先ランク最上位の理想的な学生と認識できる。
- 研究内容がズバリ当てはまるケースなどほとんどないと思うがそこは口八丁、どこかにかすらせて強引に理屈をひねり出すロジック力も実力のうち。興味を持ったきっかけ程度にまとめ上げて別箇所で勝負する戦略も当然あり。
- 志望動機を訊いてくるということは言葉を変えれば「あなたは弊社のことをどれだけ知っているのですか?ここで褒めてみせてください」と言っているのと同じ。ヨイショではない、ごく客観的な高評価、そこから「私は御社でなければダメなのです」という方向に持っていく。
- 自分は自分の人生をどうしたいのかを突き詰める。それが完璧に明らかになっていれば、志望動機など「お金」でよい。自分の人生設計はこうで、そのためにこれだけのお金が必要で、その過程で御社で自分ができることを最大限に活かすのが最も都合がよい。とここまで言われたら落とすに落とせない。奇をてらうのではなく、心底本音での正面突破とはそういうこと。
学生の本分は学業 †
- 学生の本分は学業。学生がどのような理屈をこねてどう抗おうと、企業側も学部での研究内容など実社会でどれほど役に立つのかは百も承知の上で、それでもこれが客観データとして参照可能な判断材料としてはほぼ唯一の存在である以上、企業側はこれを絶対に無視できない。結局、自己アピールの武器は無数にあれど、学部での学習・研究内容とその成績が最強。今から新たに何とかしようとしてもどうにもならないが、使えるのなら主力武器は学業実績にするのが圧倒的有利。
履歴書 †
履歴書って何だと思う? †
- 履歴書は、これから行われる面接のレジュメ。自分は何を訊いてほしいのか、恣意的に面接官を誘導する、会話内容の設計書。
- 是非会ってみたい、話をきいてみたい、え?これって何なの、どういうこと?ちょっと、もっと詳しく話しなさいよ!と自分自身が思えるような記述を目指せ。(面接官がそう思えないような履歴書はそもそも書類選考を通らないだろう)受け身で記入欄を埋めるのではなく、攻撃的に回答を創造せよ。
履歴書は手書きにするべき? †
- 全くの本質ではない議論。個人的には、手書きにこだわるような体質の企業をふるいにかけ、同時に普通にITスキルがあることを示せる良い機会だと思う。
- 履歴書と同じ厚さの用紙を手に入れ、それにコピーした場合、ボールペン手書きのオリジナルと区別がつかない気もする。
- それでも手書きでの提出が必要なら、緻密さをアピールせよ。例えば、横罫線のない大きな空欄には鉛筆で罫線を引く。下端だけでなく上端も引く。内容が長くなるようなら最初に見出しを設ける。等、履歴書がそのまま「カイゼン(作業効率向上のための提案。トヨタの工場から話題となり全世界でビジネスメソッドとして認知されている)」のアピールになる。
写真は自分で選ぶな †
- 写真は、超重要。外見も、スキルのうち。
- 添付写真は数パターン用意して、周りの人たちの意見を訊いてみてほしい。
- 人は、普段自分で認識している自分の顔こそが最良と認識してしまう。鏡で見慣れている角度と違うと、写真の自分に違和感を感じたりする。人に言われて初めて気づくこともある。
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